説その1「ゼロ型」が変化したという説
一つ目の説は、「ゼロ型」という呼び方が元になったというものです。A・Bどちらの目印も持たない血液を、数字の「0(ゼロ)」を使って「0型」と呼ぶようになったとされています。
A型・B型と対比させる形で、目印の数が「0」という意味だったと考えられています。抗原(こうげん、目印のこと)の数がゼロという、わかりやすい発想です。
この「0(ゼロ)型」という呼び方が、やがて別の文字に変わっていくことになります。そのきっかけは、当時の印刷技術と関係していたようです。
活字の「0」と「O」は見分けにくかった?
当時の印刷や手書きの文字では、数字の「0」とアルファベットの「O」はとてもよく似ていました。今のパソコンのフォントほど、はっきり区別できなかったようです。
論文や資料が書き写されていくうちに、「0型」がいつのまにか「O型」に変わってしまったのではないか、という説が伝えられています。
単純な書き間違いが、そのまま定着してしまったという考え方です。ただし、名前が変わった理由は、これだけではないようです。
