A・B型なのにC型がない?まず知っておきたい確かな事実
「A型・B型・O型・AB型なのに、なぜC型がないのだろう」。多くの人が一度は感じたことのある疑問だと思います。実は、この疑問を解くカギは、血液型が発見された当時の歴史にあります。
実は、血液型は最初から4種類がそろっていたわけではありません。1900年ごろ、オーストリアの学者によって血液型が発見されたとき、見つかったのはたった3つのグループだけでした。
つまり「A・B・O・AB」という今の並び方は、最初からこの形だったわけではないのです。この事実だけでも、「消えたC」のヒントがすでに隠れています。
日本人の血液型の割合、実はO型は少数派
本題に入る前に、身近なデータを見てみましょう。日本人の血液型の割合は、一般的にA型が約4割、O型が約3割、B型が約2割、AB型が約1割程度とされています。
実はこの割合は、国や地域によって大きく変わります。世界的に見るとO型がもっとも多い地域が少なくなく、日本のようにA型が最も多い国は、世界的にはそれほど多くありません。
こうした違いが生まれた背景にも、血液型が発見されてから今の形に落ち着くまでの、長い歴史が関わっています。次のページから、その歴史をさかのぼっていきましょう。

