昭和の非常口は「漢字3文字」だった、緑の人に置き換わったきっかけは218人の犠牲?

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非常口マークには番号がついている

国際規格ISO 7010では、安全標識の絵に一つずつ番号が付けられています。非常口の絵は、左向きがE001、右向きがE002です。

頭のアルファベットには意味があります。Eは緊急時に安全な状態を示す標識、Fは消防に関するもの、Pは禁止、Mは指示、Wは警告です。番号を見れば、その絵がどんな役目かがすぐ分かる仕組みです。

Eの仲間はほかにもあります。救急のE003、緊急電話のE004、避難場所のE007、AED(心臓に電気を流して助ける機械)のE010、担架のE013、非常停止ボタンのE020など、番号は数十まで続いています。空港や工場で見かける緑の看板の多くが、この仲間です。

絵が決まったあとも、それを載せる器具は進化を続けました。

誘導灯は、明るく小さく長持ちになった

昭和の誘導灯は、直管の蛍光灯を光源にしていました。そのため横長で、箱が大きく、熱で表示板が変色することもありました。掃除や電球交換の手間もかかります。

今の誘導灯はLEDが主流です。発熱が少なく、寿命が長く、消費電力も小さいため、薄くて小さな器具になりました。明るさを高めた高輝度タイプもあり、小さくても遠くから見えます。工場などで使う防爆型のLED誘導灯もあります。

点滅する機能や、音声で避難を促す機能を備えたものも登場しました。ただし煙を感知したときには点滅と音声を止める仕組みも求められています。煙が来ている出口へ人を誘導しないための備えです。

ここまで来ると、あの緑の看板は「ただの案内」ではないことが分かってきます。最後に、私たちが今日からできることを一つだけ紹介します。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。