家賃や病院代には、消費税がかからない
消費税は、ほとんどの商品やサービスにかかる税金ですが、法律で「非課税」とされているものもあります。
たとえば、住宅の家賃、健康保険が使える病院の診療、郵便切手や商品券、学校の授業料、介護サービスなどがその代表です。これらは、税の性格や社会政策的な配慮から、消費税をかけないことになっています。
毎月払っている家賃に消費税がかかっていないと聞くと、意外に感じる人も多いのではないでしょうか。
このように、私たちが払うお金のすべてに消費税がかかっているわけではありません。そして、国の外へ出ていく商品にも、消費税の特別なルールがあります。
Q. 外国に輸出される商品には、消費税がかからない?
A. はい。日本から外国へ輸出される商品などには、消費税が免除されます。これを「輸出免税」と呼びます。
消費税は、国内で消費されるものにかける税金という考え方です。そのため、海外で消費される輸出品には、日本の消費税をかけないことになっています。
さらに、輸出をする事業者は、商品を作るために仕入れた材料などにかかった消費税を、国から払い戻してもらう(還付を受ける)ことができます。
消費税は、ただ一律に集めて国に納めるだけの税金ではなく、さまざまな調整の仕組みを持った税金なのです。そもそもこの仕組みは、日本で生まれたものではありません。
