なぜ今になって、自転車のルールが厳しくなったの?
「今さらどうして」と感じる人もいるかもしれません。
理由の1つは、自転車の事故のうち、自転車側にルール違反があるケースが多いことです。
警察の分析では、自転車が加害者側になる事故のうち、最も多い原因は「安全運転義務違反」といった基本的な不注意で、全体の6割を超えるとされています。
注意だけでは、この状況を大きく変えられないと考えられたことが、反則金という仕組みを導入する後押しになったようです。
「取り締まりを強めたい思惑」を指摘する声も
制度の背景については、交通問題に詳しいジャーナリストなどから、さまざまな見方が示されています。
これまで自転車の信号無視は反則金の対象にならず、違反を確認しても刑事手続きに進むかどうかの判断が難しかった、という指摘があります。
そのため現場の警察官にとって、扱いにくい違反だったともいわれています。
青切符という新しい選択肢ができたことで、現場の対応がしやすくなった面もある、という見方です。
こうした声はあくまで一つの意見であり、警察が公式に説明している目的は、あくまで自転車事故を減らすことにあります。
