冷蔵庫がなかった時代、料理はどう保存されていたのか
今のような家庭用冷蔵庫が普及する前、日本の家庭では、井戸水や冷暗所を使って食品を保存していました。
食べ物はできるだけその日のうちに食べきる、という習慣も強かったといわれています。
冷蔵庫が普及したことで、作り置きという文化がより身近になった一方、正しい保存方法への理解も、あわせて必要になってきたと考えられます。
便利になった分、油断しやすくなった部分もあるのかもしれません。
道具が進化しても、菌が増える条件そのものは、昔から変わっていないのです。
「冷凍すれば菌は死ぬ」は誤解です
冷凍庫に入れれば菌が死んでしまう、と思っている方もいるかもしれません。
しかし、多くの菌は、低い温度で増える力が弱まるだけで、死ぬわけではないとされています。
特にウエルシュ菌のように熱に強い殻をつくる菌は、冷凍にも比較的強いといわれています。
つまり、冷凍はあくまで「増えるのを止める」手段であり、「殺菌する」手段ではありません。
解凍したあとは、また菌が増え始める可能性があることも、覚えておきたいポイントです。
