なぜこのバランスが「正解」とされているのか
食中毒を起こす菌の多くは、20度から50度くらいの温度でよく増えるとされています。
熱すぎる状態も、完全に冷めた常温の状態も、実はこの温度帯を通過する時間を長くしてしまう点では共通しています。
「あら熱をとってから、早めに冷蔵庫へ」という方法は、この温度帯を通過する時間を、できるだけ短くするための工夫だといえます。
科学的な理屈を知っておくと、単なる「常識」ではなく、納得しながら実践できるようになります。
毎日のちょっとした習慣が、実はこうした理屈に支えられているのです。
カレー以外にも当てはまる料理があります
この考え方は、カレーやシチューだけの話ではありません。
炊きたてのご飯や、チャーハンなどの米料理も、同じように注意が必要だといわれています。
特にご飯は、ウエルシュ菌とは別の菌が問題になることもあるとされています。
大量に炊いたご飯を、常温で長時間置いてしまうといった行動は、避けたほうがよさそうです。
作り置きが多い家庭ほど、こうした料理にも同じ考え方を当てはめてみるとよいでしょう。
