発売直後に大コケした商品・サービス20選!なぜ受け入れられなかったのか

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CNN+

2022年、米国のニュース専門局CNNは有料動画サービス「CNN+」を開始しました。2022年3月29日の開設前から準備が進められ、月額5.99ドル、年額59.99ドルという料金も発表されていました。ニュース番組をネットで見る新しいサービスとして、約1億ドルの開発費と約500人のスタッフが関わったと報じられています。

しかしCNN+は開始からわずか1か月ほどで終了が決まりました。CNNは4月21日に終了を発表し、4月30日でサービスを終える方針を示しました。背景にはCNNの親会社をめぐる統合があり、新しい経営体制のもとで動画サービスの方向性が見直されたことがあります。利用者を集めるだけでなく、会社全体の戦略との整合もサービスの存続を左右しました。

CNN+は、サービス自体の準備が整っていても、会社全体の事情が変われば継続できないことを示す事例です。開始から間もない時期に親会社の統合が進み、どの動画サービスに利用者を集めるかという判断が変わりました。新事業の成否は、商品だけでなく、その会社の長期的な方針にも左右されます。

開設から1か月ほどで終了が決まったニュースサービス

CNN+は独立したニュース動画サービスとして作られました。しかしサービス開始直後に親会社の統合が完了し、新しい会社の中で複数の動画サービスをどう組み合わせるかという問題が生じました。CNN側の説明では、利用者は別々のサービスを増やすより、一つにまとまったサービスを求めるという考え方が示されています。

この例は、「良いサービスを作れば残る」という単純な話ではないことを教えてくれます。開始前にどれだけ準備していても、会社の再編や市場環境の変化で前提が変わることがあります。CNN+の短い歴史は、商品そのものとは別に、運営する会社の事情が発売後の結果を大きく左右する例でもあります。

また、月額料金を設定するサービスでは、加入者が増えるまでの時間も重要です。ニュースは無料で読める情報も多く、動画配信サービスも競争が激しい分野でした。そこへ新しい有料サービスを加えるなら、「今払う理由」を分かりやすく示す必要があります。CNN+はその判断を進めている途中で、会社の戦略そのものが変わりました。次はCNN+です。サービスの出来だけではなく、開始直後に起きた会社側の大きな変化が、運命を左右します。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。