「ポキポキ」という言葉は、どこから来たのか
「ポキポキ」という言葉は、日本語の擬音語のひとつです。日本語には物の様子や音を短い言葉で表す擬音語や擬態語が数多くあり、関節の音もその一つとして自然に定着してきました。
面白いことに、英語では関節を鳴らす行為を「crack(クラック)」や「pop(ポップ)」と表現します。日本語の「ポキポキ」と同じように、乾いた小さな破裂音をイメージした言葉です。
言語が違っても、人が同じ現象に対して似たような音のイメージを持つのは興味深い点です。文化を超えて、この音は昔から人々の耳に残ってきたと言えそうです。
実は、この音が鳴るのは指だけではありません。次の見出しでは、体のどの部分で同じような音が鳴るのかを見ていきます。
音が鳴るのは指だけじゃない、体のあちこちで起きている
関節が音を立てるのは、指だけに限った現象ではありません。膝を伸ばしたときや、首を回したとき、背中を伸ばしたときにも似たような音が鳴ることがあります。
これらは「クラッキング」と呼ばれることもあり、体を動かす角度や勢いによって、いろいろな関節で起こり得るとされています。
ただし、すべての音が同じ理由で鳴っているとは限りません。関節の形や周りの組織の作りによって、音の出方には違いがあると考えられています。
では、実際にどれくらいの人が指を鳴らす習慣を持っているのでしょうか。次のページでは、数字の面からこの習慣を見ていきます。
