1909年、本塁打わずか9本で本塁打王になった男の話
その選手とは、デッドボール時代を代表する名選手、タイ・カッブ選手です。
1909年のシーズン、カッブ選手はわずか9本の本塁打でアメリカンリーグの本塁打王に輝いています。
しかもこの9本は、すべてフェンスを越えない、いわゆる「ランニングホームラン」だったとされています。
現代の感覚では驚くほど少ない本数ですが、当時としてはリーグトップの数字でした。
その男が記録した盗塁数、まさかの76個
カッブ選手が1909年に記録した盗塁数は、なんと76個にのぼります。
同じ年、打率.377、打点107という成績も残しており、打率・打点・本塁打の3部門でリーグ1位となる「三冠王」も達成しています。
本塁打王と76盗塁という組み合わせは、大谷翔平の59盗塁をも上回る数字です。
デッドボール時代という、本塁打が生まれにくい特殊な時代背景があってこその記録だとも言えます。
