テニスはなぜ企業のお金が集まりやすい?
テニスが企業から人気を集める理由として、一般的にはいくつかの点が挙げられます。
1つ目は、試合が世界中で開かれることです。テニスの大会は、オーストラリア、フランス、イギリス、アメリカなど、1年を通して各地で行われます。選手の姿が世界中に届くため、企業は世界に向けて宣伝ができます。
2つ目は、1人で戦う競技だということです。チームで戦う競技と違い、テレビの画面には選手1人がずっと映ります。服やラケットのマークも目立ちやすくなります。
3つ目は、テニスを見る人の層です。テニスは、比較的お金に余裕のある人に好まれるスポーツとされることがあります。高級時計や車の会社が広告を出すことが多いのは、そのためだと言われています。
こうした理由から、テニス選手は大会の賞金よりも、企業からのお金のほうがずっと多くなることがよくあります。
この「賞金より企業からのお金が多い」という形は、次に登場する第4位の選手にも共通しています。ただし、その競技はテニスではありません。
テニスの賞金は昔と比べてどう変わった?
テニスの賞金は、時代とともに大きく増えてきました。
たとえば全米オープンの優勝賞金は、ここ数十年でぐんと上がり、今では1大会の優勝だけで数億円になります。4大大会の優勝賞金は、多くの場合、男女で同じ額に決められているのも特徴です。
一方で、テニスの賞金には「勝ち進まないと増えない」という性質があります。けがで大会を休めば、その分の賞金はゼロです。
錦織選手も、手首やひじのけがで長く試合を離れた時期がありました。そうした時期でも収入を支えたのが、企業との契約でした。
賞金は、その年の成績によって大きく上下します。企業との契約は、数年単位で結ばれることが多いとされます。選手にとっては、安定した収入源になりやすいのです。
では、次の第4位を発表します。4位の選手は、錦織選手と同じく個人で戦う競技の選手です。そして、アジアの男子選手として誰も成し遂げていなかった記録を持っています。
