日本のプロ野球で一番高い年俸は「6億円」
日本国内で最も稼いでいるのは、やはりプロ野球の選手です。日本プロ野球選手会が2026年4月に発表した調査では、日本人選手で最も年俸が高かったのは、日本ハムの有原航平投手の6億円でした。
6億円は、会社員の平均的な生涯の給料よりも高い金額です。それを1年で受け取るのですから、とてつもない額に感じます。
ところが、外国人選手を含めると話が変わります。同じ調査で全体のトップだったのは、巨人のライデル・マルティネス投手で、年俸は12億円でした。日本人トップの2倍にあたります。
それでも、今回のTOP5と比べると差は歴然としています。TOP5の中で一番下の5位でも、年収は約56億円です。日本人の国内トップの年俸と比べると、およそ9倍になります。
もちろん、有原投手にも年俸とは別に広告などの収入はあると考えられます。ただ、その額は公表されていないため、ここでは年俸だけで比べています。
では、プロ野球選手全体で見ると、ふつうはどのくらいもらっているのでしょうか。
プロ野球選手の平均年俸はいくら?
日本プロ野球選手会の調査によると、2026年のプロ野球選手の平均年俸は5216万円でした。前の年より6.3%増えて、5年続けて過去最高を更新しています。
ただし、平均は一部の高い年俸の選手に引っぱられやすい数字です。真ん中の選手の額を示す「中央値」を見ると、2000万円でした。半分の選手は2000万円以下ということです。
球団によっても差があります。平均年俸が一番高かったのはソフトバンクで8706万円でした。一番高い球団と一番低い球団の差は、4715万円にまで広がっています。
守る位置によっても違いがあります。平均が最も高いのは外野手の6175万円で、最も低いのは捕手の4287万円でした。
こうして見ると、プロ野球選手の年俸は確かに高い水準です。それでも、今回のTOP5の稼ぎとは桁が違います。
では、日本のプロ野球の年俸は、昔からこれほど高かったのでしょうか。1億円の大台を初めて超えた選手の話をたどると、時代の変化が見えてきます。
