第1位 大谷翔平(野球) 約1億9500万ドル
第1位は、野球の大谷翔平選手です。予想どおりだった方がほとんどかもしれません。
今回の基準で計算すると、大谷選手の年収は1億9500万ドル(約293億円)になります。2026年に発表されたフォーブスの番付をもとに、後払いを無視した場合の金額です。
内訳は、試合で得たお金を7000万ドル、試合以外で得たお金を1億2500万ドルとしています。
2位の山本投手の6100万ドルと比べると、約3.2倍です。同じドジャースの日本人投手と比べても、大きな差があります。
大谷選手は、打者と投手の両方でトップレベルの成績を残す「二刀流」で知られています。アメリカの大リーグで、最も優れた選手に贈られるMVPを何度も受賞してきました。
ただし、この1億9500万ドルという数字は、実際にフォーブスが発表した金額とは違います。ここに、多くの人が勘違いしやすい大谷選手の契約の秘密があります。
年俸は「105億円」ではなく「3億円」
大谷選手の年俸は、1年で約105億円だと思っている方もいるかもしれません。これはよくある勘違いです。
大谷選手は、2023年12月にドジャースと10年で7億ドルの契約を結びました。単純に10で割ると、1年あたり7000万ドル(約105億円)になります。
ところが、日本経済新聞などの報道によると、このうち6億8000万ドルは後払いです。契約が終わった後の2034年から10年かけて支払われます。
そのため、大谷選手が契約期間中に毎年受け取る給料は200万ドル(約3億円)ほどです。これは日本のプロ野球の日本人トップ、有原投手の6億円の半分ほどにあたります。
フォーブスの2026年の番付で、大谷選手の「試合で得たお金」が260万ドルとされているのは、このためです。
後払いにすると、ドジャースは毎年の支払いを抑えられます。その分、ほかの選手を獲得するお金に回せます。大谷選手自身が「勝てるチームにしてほしい」と考えて申し出た形だと報じられています。
では、給料が3億円ほどなのに、なぜ大谷選手の年収は世界のトップクラスなのでしょうか。
