2位から5位を全員足すとようやく並ぶ
ここで、ランキングを別の角度から見てみます。2位から5位までの4人の年収を、すべて足してみましょう。
山本投手の6100万ドル、大坂選手の5920万ドル、松山選手の4200万ドル、錦織選手の3730万ドルを足すと、1億9950万ドルになります。
大谷選手の1億9500万ドルとほぼ同じ額です。つまり、日本を代表する4人のトップ選手の年収を合わせて、ようやく大谷選手1人と並ぶことになります。
一方で、フォーブスが実際に発表した大谷選手の年収、1億2760万ドルで比べるとどうでしょうか。この場合、4人の合計のほうが上回ります。それでも、2位の山本投手の2倍以上です。
どちらの数え方をしても、大谷選手が群を抜いているという結果は変わりません。
ただ、世界に目を向けると、大谷選手を上回る選手もいます。世界1位の選手と比べると、日本のトップ選手との差がさらによく分かります。
世界1位のロナウドと比べるとどうなる?
フォーブスの2026年の番付で世界1位だったのは、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手です。年収は3億ドル(約450億円)で、4年続けてトップに立っています。
ロナウド選手は、サウジアラビアのクラブ「アル・ナスル」でプレーしています。試合で得たお金だけで2億3500万ドル(約352億円)にのぼります。
これを、Jリーグで最も年俸が高い大迫選手の推定2億7000万円と比べてみます。すると、およそ130倍の差になります。
同じサッカー選手でも、どこでプレーするかによって、これほど大きな差が生まれるのです。
サウジアラビアのサッカーリーグは、国のお金を背景に世界のスター選手を集めてきました。ヨーロッパのビッグクラブと並んで、高い報酬を出せる場所になっています。
大谷選手はロナウド選手に次ぐ水準ですが、世界1位にはまだ届きません。では、同じ野球選手でも、なぜ日本とアメリカではここまで稼ぎに差が出るのでしょうか。
