カニ?プリン?宇宙船?思わず二度見する日本の不思議な建物16選

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もし普通の四角い建物だったら?

ここで少し想像してみましょう。越前がにミュージアムが普通の四角い箱、プリンの森が一般的なカフェだったら、施設の中身は同じでも、遠くから見つけたときの驚きはかなり小さくなります。建物の形が「何の場所か」を記憶する手がかりになっているからです。

もちろん、目立つ形には建設費や維持管理、周辺景観との調整など別の課題もあります。だからこそ、すべての施設が奇抜な姿になる必要はありません。特徴的な形が有効なのは、その場所に伝えたいテーマや象徴があり、外観と内部の役割を結びつけられる場合です。

四角い箱形には、建設や家具配置、空調などで扱いやすいという一般的な利点があります。それでも形を変える価値があると判断されたとき、建物は特徴的な姿になります。奇抜さは目的ではなく、別の価値を得るための手段になることがあります。

一般的な四角い建物にも多くの利点があります。だからこそ、あえて形を変えた建物には、そこに追加したかった価値があると考えると、設計の意図が見えやすくなります。

もし形と中身が逆だったら?

では、プリンの形をした建物の中が宇宙博物館だったらどうでしょう。見た目と中身が食い違うため、面白さはあっても、初めて訪れる人は少し戸惑うかもしれません。逆に、UFOの形をした建物でUFOについて学べると、外観だけでテーマが伝わります。

建物の形には、案内板より早く意味を伝える力があります。だから、見立ての強い建築では「何に見えるか」と「何をする場所か」が近いほど分かりやすくなります。もちろん、あえて食い違わせる設計もできますが、今回の例には両者が自然につながる建物が多く見られます。

見た目と用途が一致している建物は、初めて見る人にも伝わりやすい一方、意外性の少なさという面もあります。あえて外観と中身をずらせば、驚きは増えますが、案内としての分かりやすさは下がるかもしれません。

形と中身をわざとずらすデザインは、見る人に「なぜ?」という疑問を起こせます。その疑問自体を楽しむ建物もありますが、今回の例ではテーマが外観から素直に伝わるものを中心にしています。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。