事故件数の推移を、別の資料でも確認してみる
電子レンジの事故は、他の調査でも報告されています。製品評価技術基盤機構(NITE)がまとめた資料によると、2014年度から2018年度までの5年間に報告された電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器の事故は合わせて538件ありました。
そのうち電子レンジの事故は157件だったとされています。
5つの家電の中でも、使う人の不注意による事故が特に多い家電として、電子レンジが挙げられているのが特徴です。
事故が増えている背景にある暮らしの変化
なぜ電子レンジの事故は増えているのでしょうか。背景には、一人暮らし世帯の増加や、冷凍食品・レトルト食品の普及など、暮らし方の変化があると考えられます。
電子レンジだけで一食を済ませる機会が増えたことで、使用頻度そのものが以前より高くなっている家庭も多いはずです。使う回数が増えれば、それだけ庫内が汚れる機会も増えていきます。
この「使用頻度の高さ」と「汚れのたまりやすさ」の関係は、この記事の後半でも重要な鍵になっていきます。
