なぜこの原因は、これまであまり注目されてこなかったのか
「温めてはいけないものを温めた」といった原因は、比較的イメージしやすく、注意喚起でもよく取り上げられます。
一方で「庫内の汚れ」は、少しずつ積み重なっていくものであるため、事故の直接的な原因だと気づきにくい面があります。汚れが原因で発火しても、当日温めていた食品そのものが原因だと誤解してしまうケースもあるかもしれません。
こうした気づきにくさが、汚れによる事故を見過ごされやすくしている一因だと考えられます。
汚れが原因とされる、もう一つの事故エピソード
汚れの蓄積が関係したとみられる事故として、長期間掃除をしていなかった電子レンジで、加熱中に庫内から煙が上がったという相談事例も紹介されています。
温めていたのはごく普通の食品だったにもかかわらず、庫内にたまった汚れに火が移ってしまったとみられるケースです。
特別な使い方をしていなくても、日々の積み重ねが事故につながることがある、という点は多くの家庭にとって他人事ではなさそうです。
