湿度何パーセントからカビは動き出すのか
先ほど登場した「60%」という数字を、もう少し詳しく見てみましょう。一般的に、湿度がおよそ60%から70%を超えるあたりから、カビが好む環境が整いやすくなるとされています。
これは裏を返せば、湿度をこの数字より低く保てていれば、カビにとっては過ごしにくい環境になるということでもあります。ただし、実際にどれくらいの湿度になるかは、部屋の広さや窓の数、エアコンの使い方などの条件によって変わってくるため、一概には言えません。
特にエアコンの内部という限られた空間では、部屋全体よりも湿度が高くなりやすいと考えられており、これが後ほど触れる核心部分にも関わってきます。
「送風運転」が乾燥に良いと言われる理由
「冷房を切ったあとに送風運転をすると良い」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。これにはきちんとした理由があります。
冷房を止めた直後の熱交換器は、結露でびっしょりと濡れた状態になっています。ここですぐに電源を切ってしまうと、その水分が乾かないまま内部にとどまり続けてしまいます。
送風運転は、風を通すことでこの水分を乾かす働きがあるとされ、多くのメーカーが冷房のあとにこの運転をすすめています。1時間から2時間ほど送風運転をしてから電源を切る、という使い方が紹介されることが多いようです。
