エアコンの中は見えない「カビの温床」?冷房の裏側で起きていること

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なぜエアコン内部はここまで条件が揃うのか

あらためて考えてみると、エアコンの内部は「湿気」「栄養」「暗さ」「風通しの悪さ」という、カビにとって都合の良い条件が偶然にも重なりやすい場所だと言えます。

しかもエアコンは、毎日決まった時間に運転と停止を繰り返すため、濡れて乾いてを短いサイクルで繰り返すことになります。この繰り返し自体が、カビの発生と密接に関わっていると考えられています。もし24時間つけっぱなしで一切止めないという使い方であれば、内部は常に乾いた状態を保ちやすいという見方もありますが、多くの家庭では現実的ではありません。

つまり、エアコンという製品の使われ方そのものが、この問題を生み出しやすい構造になっているとも言えそうです。

他の家電にも共通する、似たような話

実は、似たような構造を持つ家電はエアコンだけではありません。たとえば洗濯機のゴムパッキン部分や、冷蔵庫の製氷機、加湿器のタンクなども、水分と汚れが同時にたまりやすい場所として知られています。

これらに共通するのは、水を扱う機械であること、そして内部が閉ざされた空間であることです。エアコンの内部で起きていることは、実は身の回りの家電に共通する「水回りの宿命」のような現象の一つだと捉えることもできそうです。

次のページでは、実際にエアコンを分解してみたときに見えてくる、意外な内部の様子について紹介します。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。