エアコンの中は見えない「カビの温床」?冷房の裏側で起きていること

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国が定める「室内の湿度」の基準ってどれくらい?

実は、室内の湿度については国が目安となる数字を示しています。厚生労働省が所管する建築物衛生法という法律では、オフィスビルなどの室内について、相対湿度をおおむね40%から70%の範囲に保つことが基準として定められています。

この基準は本来オフィスビルや商業施設向けのものですが、一般の住宅でも湿度管理の目安として広く参考にされています。上限が70%と決まっているのは、それより高い湿度になると、私たちの健康や住まいに何らかの影響が出やすくなるためだと考えられます。

そして多くの専門家は、実用的には上限をもう少し低く、60%程度に抑えることが望ましいとしています。この「60%」という数字は、この先のページでも何度か登場する重要なキーワードになります。

そもそも「結露」はなぜ起きるのか

「結露」という言葉自体はよく聞くけれど、仕組みまで説明できる方は意外と少ないかもしれません。空気は、温度が高いほど多くの水分を含むことができ、逆に温度が下がると、含みきれなくなった水分が水滴となって出てきます。

エアコンの内部には、空気を冷やすための金属の板がびっしりと並んだ部品があります。この部品は「熱交換器」と呼ばれ、冷房運転中はキンキンに冷えた状態になります。

そこに部屋の暖かい空気が触れることで、まさに結露と同じ現象が起こり、部品の表面に水滴がびっしりとつくのです。次のページでは、この「結露」という言葉自体の成り立ちについても触れていきます。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。