海外の研究で見つかった「地上で実るピーナツ」
海外の研究チームが発表した報告によると、地上と地中の両方に実をつける、とても珍しいピーナツの品種が見つかったとされています。
この品種は、通常なら暗さや刺激がないと実らないはずの莢を、地上でも形成できる性質を持っていたといいます。研究者にとっては、この仕組みを解き明かす貴重な手がかりになっているようです。
長年当たり前とされてきた「土の中でしか実らない」という性質にも、例外が見つかりつつあるようです。では、もし人間がこの実を掘り出さなかったら、どうなるのでしょうか。
もし誰も掘り出さなかったら
もし畑のピーナツを誰も収穫せずにそのままにしておいたら、どうなるのでしょうか。土の中で熟した莢は、やがて自然に発芽し、次の世代の株を育てる種として役立つと考えられています。
つまり土の中で実るという性質は、人間に食べてもらうためではなく、あくまで自分の子孫を安全に残すための仕組みだったと考えられます。私たちが食べているのは、その仕組みのほんの一部を利用させてもらっているにすぎないのかもしれません。
植物本来の目的を考えると、また違った見方ができそうです。次は、実際に千葉県で行われている品種改良の後日談を紹介します。
