「ナッツ」という言葉自体、実はあいまいです
ピーナツは「ナッツ」の仲間だと思っている人は多いと思います。おつまみ売り場でもミックスナッツの中に並んでいますし、味や食感もアーモンドやくるみに似ています。
しかし実は、「ナッツ」という言葉自体、普段の会話と植物の分類とでは意味が食い違っていることが多いとされています。お店で「ナッツ」と呼ばれているからといって、植物学上も同じ仲間とは限らないのです。
つまりピーナツが「ナッツではない」というのは、味や見た目の話ではなく、分類上の話だと考えられます。ここでまず、そもそも「ナッツ」とは何を指す言葉なのかを見ていきましょう。
お店の「ナッツ」と植物学の「木の実」は別物です
スーパーの「ナッツ売り場」には、アーモンドやくるみ、カシューナッツなどが並んでいます。しかし植物学の視点で見ると、これらはそれぞれ違う仕組みでできた実だとされています。
例えばアーモンドは、桃や梅と同じ仲間の木になる果実の中の種にあたる部分です。硬い殻の中の種を食べているという点では、世間一般の「ナッツ」のイメージに近いものです。
一方でピーナツは、こうした木になる実とはまったく違う育ち方をするとされています。次のページでは、その違いを生み出す大きな特徴について見ていきます。

