ピーク時と比べて驚くほど減っていた利用回数
先ほど触れた、電話をかけて番号を教えてもらうサービスの利用回数について、具体的な数字を見てみます。ある報道によりますと、このサービスの利用回数は、ピークだった1989年度には年間およそ12億8000万回にのぼっていたとされています。
ところが、2022年度にはおよそ2000万回にまで落ち込んでいたそうです。単純に計算すると、ピーク時の1パーセントにも届かない水準です。スマートフォンが登場する以前は、それだけ多くの人がこのサービスに頼っていたということになります。
「104」はまだ終わっていない、というのは誤解ではない
「104」と聞いても、ピンとこない人が増えているかもしれません。中には、「もうとっくに終わっているサービスでは」と思っている人もいそうです。
実際には、名前と住所を伝えることで、オペレーターが電話番号を教えてくれるこのサービスは、つい最近まで続いていました。固定電話や携帯電話から「104」にかけると、有料で電話番号を案内してもらえる仕組みです。多くの人が使わなくなっただけで、サービス自体はごく最近まで、しっかりと存在していたのです。この「104」という番号にも、実は長い歴史があります。
