同じ時期に消えていった、もう1つの通信インフラ
タウンページや104と同じように、身近な通信インフラが少しずつ姿を消してきた例は、ほかにもあります。街中でよく見かけた公衆電話も、携帯電話の普及とともに、その数を大きく減らしてきたと言われています。
かつては駅前や商店街のあちこちに設置されていたものが、今では探さないと見つからないほど少なくなっています。電話帳、104番号案内、公衆電話。どれも「電話を使うための当たり前の道具」でしたが、スマートフォン1台に、その役割の多くが吸収されていった格好です。
「イエローページ」という呼び方、実は日本にも根付いていた
タウンページは、海外のイエローページと同じように、もともと表紙が黄色い電話帳でした。この黄色は、遠くからでもすぐに電話帳だと分かるように選ばれた色だったと考えられます。
ただし、2014年7月に発行された一部地域の版からは、表紙のデザインが刷新され、地域の風景やご当地キャラクターをあしらったものに変わっていきました。黄色一色だった見た目から、地域色を出したデザインへ。中身だけでなく、見た目の面でも、時代に合わせて少しずつ変化してきた電話帳だったのです。
