Q. 駅のコンセントなら、公共の場所だから使っていい?
A. 駅だからといって、自由に使っていいわけではありません。2004年には、JR名古屋駅で、会社員の男性が清掃用のコンセントにノートパソコンをつなぎ、5分ほど使っていたことが問題になったと報じられています。
このときの電気代は約1円相当とされていますが、男性は書類送検される予定だと伝えられました。
駅の構内にあるコンセントの多くは、清掃機器や業務用の機械のために設けられたものです。”誰でも使っていいコンセント”として用意されているわけではありません。
「公共の場所だから」という感覚で使ってしまいがちですが、コンセントの持ち主は、あくまで駅を管理している鉄道会社です。ところが、同じ鉄道でも、堂々と充電していい場所があります。
一方、新幹線では”全席コンセント”が当たり前に
JR東海の新幹線N700Sでは、のぞみ・ひかり・こだまのすべての座席にコンセントが付いていると案内されています。座席に座ったまま、スマホやパソコンを充電できるわけです。
JR東日本の新幹線でも、E5系やE8系などでは多くの座席にコンセントが備えられています(一部の車両や座席を除く)。長時間の移動中に充電できるのは、利用者にとってありがたい設備です。
駅の清掃用コンセントで5分使えば問題になるのに、新幹線のコンセントでは何時間充電しても誰にも咎められません。
同じ鉄道会社の電気でも、扱いはまったく違うということです。この違いはどこから生まれるのでしょうか。空港やカフェにも、同じように”堂々と充電できる場所”があります。
