OKとNGを分けるのは「お店が使っていいと言っているか」
弁護士ドットコムニュースの取材に答えた弁護士は、お客さんのために設けられたテーブルのコンセントであれば、充電しても窃盗にはあたらないという趣旨の説明をしています。
一方で、従業員用や業務用として設けられたコンセントを無断で使えば、窃盗にあたる可能性があるとしています。
つまり、分かれ目は”コンセントがどこにあるか”ではなく、”そのコンセントを、お店がお客さんに使わせるつもりで用意しているかどうか”です。新幹線の座席や空港の充電コーナー、カフェの電源席が問題にならないのは、まさに利用者のために用意されたものだからです。
反対に、コンビニの外壁やコインランドリー、駅の清掃用コンセントは、利用者に使わせるためのものではありません。だからこそ、無断で使えば問題になり得たのです。
Q. お店のトイレにあるコンセントなら使っていい?
A. ショッピングモールのトイレなどには、コンセントが付いていることがあります。トイレは誰でも使えるのだから、そこにあるコンセントも自由に使っていいと思いがちです。
しかし、弁護士ドットコムニュースで解説した弁護士は、商業施設がトイレの利用を認めているからといって、トイレのコンセントで携帯機器を充電することまで許しているとは考えにくい、という趣旨の見方を示しています。
トイレのコンセントの多くは、清掃用の機器や、ハンドドライヤーなどの設備のために設けられたものです。お客さんの充電用として用意されているわけではありません。
「使える場所にあるから」ではなく、「使っていいと案内されているか」で判断するのが安全です。迷ったときに、いちばん確実な方法があります。
