家庭の電気代の「約5%」が待機電力という驚きの数字
資源エネルギー庁が行った調査によると、一般家庭が1年間に使う電気のうち、約5.1%にあたる228kWhが待機電力によるものだとされています。
228kWhというと、電気代に換算しておよそ7,000円前後にもなる量です。家電を「使っている時間」ではなく「使っていない時間」だけで、これだけの電気代がかかっている計算になります。
家庭全体の消費電力の中で5%というと小さく感じるかもしれませんが、これは冷蔵庫の年間消費電力に匹敵する量だとも言われています。
ただし、この5.1%はテレビだけの数字ではありません。家じゅうのあらゆる家電を合わせた合計であることには注意が必要です。
「待機電力」という言葉、いつから使われているの?
「待機電力」という言葉は、家電にリモコンやタイマー機能が普及し始めた1990年代後半から、広く使われるようになったとされています。
資源エネルギー庁は1999年度から、家庭の待機電力を実際に測定する調査を続けてきました。長年にわたり継続調査が行われているテーマの一つです。
英語では「スタンバイパワー(standby power)」と呼ばれ、これをそのまま日本語にしたものが「待機電力」という言葉になったと考えられています。
似た言葉に「スリープモード」がありますが、こちらは主にパソコンなどで使われる表現で、意味合いが少し異なります。この違いは後のページで詳しく触れます。
