錯覚と「顔を認識する力」の不思議な関係
ここで少し寄り道をして、視覚に関する別のトリビアを紹介します。人の脳には、雲の形や木目の模様など、顔とは関係のないものにまで顔を見出してしまう性質があるとされています。
これは「パレイドリア」と呼ばれる現象で、コンセントの差し込み口が人の顔に見えてしまうといった、日常でもよくある体験の一種です。
脳がそれだけ「顔」というものに敏感にできているということは、鏡の中の顔がわずかに揺らぐだけでも、大きな変化として感じ取ってしまうのも自然なことなのかもしれません。次は、最近のちょっと変わった体験談を紹介します。
近年ネット上でも話題になった鏡の体験
近年では、暗い部屋で鏡を見つめ続けて、自分の顔がどう変化するかを試してみたという体験談がインターネット上でも見かけられるようになっています。
ある投稿では、数分ほど見つめ続けたところで顔の輪郭がぼやけて感じられ、思わずやめてしまったという体験がつづられていたといいます。あくまで個人の体験談として紹介されているものです。
時代が変わっても、人がこの現象に強く興味を引かれる気持ちは変わらないようです。さて、ここまでの情報を踏まえて、いよいよこの現象の正体に迫っていきましょう。
