「瑕疵」ってどんな意味?心理的瑕疵という言葉の成り立ち
「瑕疵」という漢字は、日常生活ではあまり見かけない言葉です。読み方は「かし」で、もともとは玉に入った傷や欠けを表す言葉でした。そこから転じて、不動産の世界では「欠陥」や「不具合」という意味で使われるようになりました。
瑕疵には大きく分けて種類があります。雨漏りや耐震性の不足といった建物そのものの欠陥は「物理的瑕疵」と呼ばれます。一方、建物には何の問題もないのに、過去の出来事が原因で住む人の気持ちに影響を与えるものを「心理的瑕疵」と呼びます。人が亡くなった事実は、まさにこの心理的瑕疵にあたります。目に見えない記録が、不動産の価値に影響を与えるというわけです。
全国の事故物件はどれくらい?「大島てる」に見る数の実態
心理的瑕疵物件の情報を集めたサイトとして最も有名なのが「大島てる」です。地図上に炎のアイコンで、人が亡くなった場所を示す仕組みになっています。2005年に開設されたこのサイトは、当初は運営者自身が情報を集めていましたが、2011年からは誰でも情報を投稿できる仕組みに変わりました。
全国各地の膨大な件数の物件情報が積み重なっており、今では海外の事故物件まで対象に含まれています。ただし投稿型のサイトであるため、中には誤った情報が混ざっている可能性もあるとされています。気になる物件を見つけたときは、鵜呑みにせず自分でも確認することが大切です。
