「30分座ったら立つ」が重要…運動だけでは足りない理由

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「座りすぎは新しい喫煙」という言葉が生まれた理由

アメリカでは「座りすぎは新しい喫煙のようなものだ」という言い回しが広く知られています。この言葉を最初に使ったのは、メイヨークリニックの医師ジェームズ・レバイン氏だとされています。

レバイン氏は、長時間座り続けることが、肥満や糖尿病、心臓の病気などのリスクを高める可能性を研究してきた人物です。座って過ごす時間の長さを、たばこの本数にたとえるほど深刻に受け止めていた、ということが分かります。もちろん座ることと喫煙を同列に扱うことには異論もありますが、それだけ座りすぎが注目された出来事だったといえそうです。

この考え方は、アメリカだけのものではありません。実は世界中で、座りすぎへの対策が進められています。

海外でも広がる「座りすぎ対策」、日本だけの話ではない

イギリスでは、成人が1日に座っている時間は平均9時間近くにのぼるという調査結果があり、腰や首、筋肉の不調による欠勤が、企業にとって大きな負担になっているといわれています。

世界保健機関(WHO)も、2020年に発表した身体活動・座位行動に関する指針の中で、座っている時間をできるだけ減らすこと、そして長く座り続けることを避けて、こまめに中断することの大切さを取り上げています。国によって働き方や暮らし方は違っても、「座りすぎを見直そう」という流れは世界共通のようです。

ここまでは全体像の話でした。次のページからは、座る時間と体への影響を、もう少し具体的な数字で見ていきます。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。