SMSのリンクは「本物か確認してから」
架空料金請求詐欺では、携帯電話に届くSMSが最初の入口になることがあります。「未払いがあります」「利用停止になります」と書かれていると、急いで確認したくなりますが、メッセージ内のリンクや電話番号をそのまま使う必要はありません。まず公式アプリや、検索して見つけた正規サイトからログインし、本当に料金の案内が出ているのかを確かめましょう。
大切なのは、届いたメッセージを「連絡先の案内」として扱うのではなく、「真偽を確かめる材料」として一度距離を置くことです。スマートフォンは便利ですが、通知が出るとすぐ確認したくなる仕組みがあります。だからこそ、重要な請求については「通知から直接行かない」というルールが役立ちます。自分で公式アプリを開く、ブックマークした公式サイトへ移動するなど、日頃から決まった経路を使うようにすると、怪しいリンクに触れる機会を減らせます。家族に聞く場合も、メッセージをそのまま転送し、「これ本物?」と一緒に確認すると判断しやすくなります。
正規の連絡先は自分で探す
詐欺かもしれないと感じたとき、メッセージに載っている電話番号を検索して確認するだけでは不十分な場合があります。検索結果にも広告や偽サイトが混ざる可能性があるため、できれば公式アプリ、公式サイト、請求書など、普段使っている正規の情報源から問い合わせ先を確認してください。裁判、銀行口座、携帯電話の停止など、重要な話ほど「その場で指定された番号に電話する」必要はありません。
少し手間がかかっても、別の経路から確認することが、相手の作った流れから抜け出す方法になります。検索するときは、「サービス名+公式」など、正規の情報へたどることを意識します。表示されたページの見た目だけでは、本物かどうか判断できない場合があります。特に支払い方法について「コンビニで電子マネー」「指定口座へ今すぐ送金」など特殊な指定があるときは、公式の案内と一致しているかを確認してください。電話やSMSの中の説明を基準にするのではなく、別の情報源を基準にすることが安全確認の基本です。
