Q. 国は食品ロスをどこまで減らそうとしているの?
A. 国は、2030年度までに、家庭から出る食品ロスを2000年度(433万トン)の半分にあたる216万トンまで減らす目標を掲げています。
お店や工場などから出る事業系の食品ロスについては、2000年度(547万トン)から6割減らし、219万トンにする目標です。この事業系の目標は、2025年3月にそれまでの「半減」から引き上げられました。
2024年度の家庭系の食品ロスは約224万トンで、目標の216万トンまで、あと約8万トンのところまで来ています。
目標達成には、家庭での一つひとつの判断が欠かせません。そこで大切になるのが、期限の数字をどう読むかです。ところで、そもそもパッケージの期限は、誰が決めているのでしょうか。
期限の日付を決めているのは、国ではなくメーカー自身
意外に思われるかもしれませんが、食品の期限は、国や自治体が一つひとつ決めているわけではありません。その食品を作ったメーカーなど、表示に責任を持つ事業者が、自ら設定しています。
同じような食品でも、メーカーによって期限の長さが違うことがあるのはこのためです。製法や容器、保存の仕方によって、品質が保たれる期間は変わってくるからです。
ただし、メーカーが好き勝手に日付を決めてよいわけではありません。国は、期限を設定する際の考え方をまとめた「ガイドライン」を示しています。
このガイドラインには、期限を決めるための”検査”の方法が書かれています。メーカーは、どんな検査をして期限を決めているのでしょうか。
