数字データ「買うときに期限を確認する」人は8割以上
消費者庁の2024年3月の調査では、食品を買うときに期限表示を確認している人は80.9%にのぼりました。食品表示の中でも、期限は特によく見られている項目です。
期限をよく確認する人ほど、棚の奥にある、より期限の長い商品を選びたくなるものです。その結果、手前の期限が近い商品が売れ残り、お店で捨てられる原因になるとも指摘されています。
すぐに食べるつもりの食品であれば、期限の近い手前の商品を選んでも、まったく問題はありません。
期限をよく見ている人が多いからこそ、その日付の意味を正しく知っておくことが大切です。たとえば、年月だけで書かれた期限を、あなたは正しく読めているでしょうか。
Q. 「2026年4月」と書かれた期限は、4月の何日まで?
A. 年月で表示された期限は、その月の末日までと考えるのが一般的です。飲料メーカーのサントリーも、よくある質問の中で、「2026年4月」と表示された商品の賞味期限は「2026年4月30日(末日)」だと説明しています。
「4月」と書いてあるのを見て、4月1日になったら期限切れだと思っていた人もいるかもしれません。実際には、4月いっぱいはおいしく飲める期間です。
しかも先ほど見たように、年月表示では、本当の期限が月の途中にある場合、前の月に繰り上げて表示するルールがありました。表示された月の末日を過ぎても、実際にはまだ品質が保たれていることもあるわけです。
こうして見てくると、パッケージの日付の裏には、いくつもの”余裕”が重ねられていることが分かります。ここまでのヒントを、一度整理してみましょう。
