数字データ「まだ食べられるのに捨てられる食品」は年間461万トン
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」と呼びます。環境省などが2026年6月に公表した推計によると、2024年度の日本の食品ロスは約461万トンでした。
このうち、お店や工場などから出る事業系が約237万トン、家庭から出る家庭系が約224万トンです。家庭から出る食品ロスが、全体のほぼ半分を占めていることになります。
家庭での食品ロスの原因には、食べ残しや、買いすぎて使い切れないことなどがありますが、「期限が切れたから」という理由で、まだ食べられる食品が捨てられることも含まれています。
461万トンといわれても、なかなか実感がわかないかもしれません。これを一人ひとりの量に置き換えると、もっと身近な数字になります。
毎日「おにぎり1個分」の食べ物を捨てている計算
消費者庁は、この食品ロスの量を国民一人あたりに換算すると、毎日”おにぎり1個分(約102g)の食べもの”が捨てられている計算になると紹介しています。
1年間に直すと、一人あたりおよそ37kg。私たち一人ひとりが、毎日おにぎりを1個ずつゴミ箱に入れているのと同じだけの食べ物が、日本全体で捨てられているわけです。
もちろん、この中には家庭以外から出るものも含まれています。それでも、家庭から出る食品ロスが全体の半分近くを占めている以上、私たちの台所での判断が、この数字に大きく関わっていることは間違いありません。
こうした状況を受けて、国は食品ロスを減らすための目標を掲げています。その目標と比べると、今の数字はどんな位置にあるのでしょうか。
