1万円札で1円の買い物はOK?小銭とは違う”お札”のルール

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31種類のお札が”無効”になった3つの出来事

日本銀行によると、これまでに発行されたお札のうち31種類は、3回の特別な措置によって効力を失っています。

1つ目は1927年、関東大震災のあとに行われた古いお札の整理です。2つ目は1946年、戦後の激しいインフレを抑えるために行われた「新円切替」。3つ目は1953年、1円未満の小さな単位のお金を整理した「小額通貨整理」です。

裏を返せば、こうした特別な措置がない限り、一度発行されたお札が勝手に使えなくなることはない、ということでもあります。

こうした国の大きな判断によってしか、お札の効力は失われません。それだけ、お札には法律の上で強い力が与えられているのです。その力を表す言葉が「法貨」です。

Q. 「新円切替」って、どんな出来事だったの?

A. 1946年、戦後の日本では物価が急激に上がる激しいインフレが起きていました。そこで政府は、それまでのお札を預金させたうえで引き出しを制限し、新しいお札に切り替える措置をとりました。

これが「新円切替」と呼ばれるものです。古いお札は一定期間を過ぎると使えなくなり、人々は限られた金額しか新しいお札として引き出せなくなりました。

お札の効力が失われるのは、こうした国全体に関わる、非常に大きな出来事があったときに限られます。

裏を返せば、今の私たちが普段使っているお札には、それだけ強い”お墨付き”が与えられているということです。そのお墨付きこそが、法律でいう「法貨」と「強制通用力」という考え方です。

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この記事を書いた人

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