Q. 1円玉を50枚出して払ったら、絶対にダメなの?
A. 法律上は、同じ種類の硬貨が21枚以上になると、お店は受け取りを断ることができます。ただし、「受け取ってはいけない」という意味ではありません。
お店が「いいですよ」と言って受け取ってくれれば、1円玉50枚での支払いも問題なく成立します。あくまで、お店の側に”断る権利”がある、というルールです。
硬貨に上限が設けられているのは、大量の硬貨を数えたり保管したりする手間が、受け取る側にとって大きな負担になるからだと考えられます。
実際、硬貨をめぐっては、受け取る側の負担がお金の形で表れるようになりました。2022年から、ある大手金融機関で硬貨の扱いに関する大きな変更があったのです。
数字データ「硬貨を預けると手数料がかかる」時代に
ゆうちょ銀行では、2022年1月17日から、窓口やATMで硬貨を預け入れる際などに、枚数に応じた手数料がかかるようになりました。
それまでは無料が当たり前だった硬貨の預け入れに手数料がかかるようになったことは、大きな話題になりました。小銭貯金をまとめて預けようとした人が、手数料の高さに驚いたという声も多く聞かれます。
硬貨は、数える手間も、運ぶ手間も、保管する手間もかかります。銀行にとってもお店にとっても、大量の硬貨は”扱いにくいお金”なのです。
では、硬貨よりもずっと金額の大きいお札には、同じような”枚数の上限”や”使える金額の上限”はあるのでしょうか。
