Q. 聖徳太子の1万円札は、今でも使えるの?
A. はい、使えます。聖徳太子の肖像が描かれた1万円札は、1958年に発行が始まり、1986年に日本銀行からの支払いが停止されましたが、今も法律上有効なお札です。
同じように、伊藤博文の千円札や、聖徳太子の千円札、岩倉具視の500円札、板垣退助の100円札なども、今でも有効なお札として日本銀行が案内しています。
「支払停止」とは、日本銀行が新たに世の中に送り出すのをやめたという意味で、お札としての効力がなくなったわけではありません。
では、今でも有効なお札は、全部で何種類あるのでしょうか。その中で一番古いお札は、なんと明治時代のものでした。
数字データ「今も有効なお札」は全部で25種類
日本銀行によると、1885年(明治18年)以降に日本銀行が発行してきたお札は56種類。そのうち、現在も有効なお札は25種類あります。
内訳を見ると、現在発行されているお札が、2024年の新しい3種類、2004年に発行が始まった3種類、そして2千円札の合計7種類。そのほかに、現在は発行されていないものの有効なお札が18種類あります。
有効なお札の中で最も古いのが、明治18年に発行が始まった「大黒像一円券」です。大黒さまが描かれていることから、”大黒札”とも呼ばれています。
明治時代のお札が、法律の上では今も1円として使える。にわかには信じがたい話ですが、日本銀行の公式サイトにも、有効なお札としてしっかり掲載されています。一方で、残りの31種類は、ある出来事をきっかけに効力を失いました。
