数字データ「1万円札」は20年で45億枚も増えていた
日本銀行が2025年に公表したレポートによると、世の中に出回っている1万円札の枚数は、2004年末の70億枚から、2024年末には115億枚まで増えています。
20年間で45億枚、率にしておよそ1.6倍に増えた計算です。日本銀行も、お札の中で「一万円券の増加が目立っている」と指摘しています。
キャッシュレス決済が広がる一方で、1万円札の枚数はむしろ増え続けているというのは、少し意外な事実かもしれません。
それだけたくさんの1万円札が出回っているということは、少額の買い物に1万円札を使う場面も、それだけ多く生まれるということです。では、お札全体では、どのくらいの量が出回っているのでしょうか。
Q. 日本に出回っているお札は、全部でどれくらい?
A. 日本銀行の解説によると、世の中に出回っている日本銀行券(お札)の総額は約120.6兆円、枚数にしておよそ183.2億枚にのぼります。
時点の違いはありますが、先ほどの1万円札の115億枚と単純に比べると、出回っているお札の6割以上が1万円札という計算になります。
また、日本銀行のレポートでは、日本はお札の発行残高の大きさを、経済の規模(名目GDP)と比べた割合が、ほかの国と比べて高いことも指摘されています。
日本は今でも、”お札をたくさん使い、たくさん持っている国”だといえそうです。そして、日本のお札は1万円札、5,000円札、千円札だけではありません。ほとんど見かけなくなった、あのお札もあります。
