ヒントとなる「新しい」という名前の山
ここまでの話に出てきた台湾の山には、日本統治時代、「新高山」という名前がつけられていました。
「新高山」は「にいたかやま」と読みます。
「新しく、高い山」という意味が込められた名前です。
この名前は、もともと台湾で呼ばれていた名前とはまったく違うものでした。
なぜわざわざ新しい名前がつけられたのか、その理由には統治する側の事情が関係していました。
その名前を付けたのは誰だったのか
記録によれば、この「新高山」という名前は、1897年に明治天皇によって定められたとされています。
当時、日本陸軍の参謀本部がいくつかの候補名を用意していたともいわれています。
その中から、最終的に「新高山」という名前が選ばれ、正式な名称になりました。
天皇みずからが山の名前に関わったという点でも、当時としては特別な出来事だったといえます。
では、なぜこの山だけがそこまで特別扱いされたのでしょうか。次のページのQ&Aで詳しく見ていきます。
