富士山が「万年日本一」ではなかったという意外な事実
「日本一高い山は?」と聞かれたら、ほとんどの人が富士山と答えると思います。
実際、今の日本で一番高い山は、まちがいなく富士山です。
ですが、少し前の時代までさかのぼると、この「日本一」という答えが正しくなかった時期があります。
富士山がずっと昔から日本一だった、というのは実は誤解なのです。
どんな時代に、何が富士山を上回っていたのか。ここから順番に見ていきます。
富士山の標高と基本データをおさらい
まずは基本のおさらいから始めます。富士山の標高は3776メートルです。
静岡県と山梨県にまたがる活火山で、最後に噴火したのは江戸時代の1707年とされています。
2013年には世界文化遺産にも登録され、日本を代表する山として世界的にも知られています。
白山、立山とあわせて「日本三名山」と呼ばれることもあります。
この3776メートルという数字を頭に入れておくと、この先の話がぐっと分かりやすくなります。
