なぜ「必ず1個」という設計にこだわったのか
左利きの子どもは、クラスに1人か2人という少数派になりがちです。
そのため、道具を用意する場面でも後回しにされやすい存在でもあります。
今回の寄贈では、その少数派の子どもたちも取りこぼさないよう、あらかじめ内訳に組み込まれていました。
「全員に届く」ことを前提にした設計だったからこそ、この配分になったと考えられます。
数字データ「もし右利き用しか用意されていなかったら」
仮に6万個すべてが右利き用だったとしたらどうなっていたか、考えてみます。
左利きの子どもがクラスにいても、その子だけ手に合うグローブがないという状況が起こり得ました。
1割前後とされる左利きの子どもたちが、全国で置き去りにされてしまう可能性があったということです。
そう考えると、約2万個という数字の重みがより実感できます。
