心霊現象としての「ラップ音」との違い
心霊現象を扱う話の中で「ラップ音」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。これは、壁や机などから原因不明の打撃音がする現象を指す言葉です。
ラップ音という呼び方は、19世紀後半に欧米で広まった降霊術のブームの中で生まれた言葉とされています。当時は霊との交信手段として紹介されることが多かったようです。
今回の足音のような音は、このラップ音とは成り立ちが異なるものとして扱われることが多いとされています。ここで、似たような響きを持つ別の言葉についても見ておきましょう。
「きしみ」という言葉が持つ意味
「きしみ」は漢字で「軋み」と書きます。これは、二つのものがこすれ合うことで生まれる音や状態を表す言葉です。
家鳴りの中でも「ギシッ」というような音は、この軋みに近い現象だと考えられます。木材同士や、木材と金具がこすれ合うことで音が生まれるとされています。
言葉の成り立ちを知ると、音の正体もイメージしやすくなります。次は、こうした音が古くからどのように語られてきたのか、少し時代をさかのぼってみます。
