もし配管の音だったとしたら
建物の伸び縮み以外にも、有力な候補として挙げられるのが配管です。もし水道管の中で急に水の流れが止まったり変わったりすると、「ドン」という音や振動が起きることがあります。
これは給湯器やトイレのタンクなど、自動で水が動く設備が深夜に作動することでも起こり得ます。人が寝ている間でも、設備そのものは働き続けているためです。
足音のように連続して聞こえる場合は少ないものの、配管の音が原因の一部になっているケースもあるとされています。この現象には、実は専門的な呼び名があります。
「ウォーターハンマー」という言葉の由来
配管内で水の流れが急に止まることで起きる衝撃音は、「ウォーターハンマー(water hammer)」と呼ばれています。英語で「水のハンマー」という意味で、そのまま日本語でも使われるようになりました。
まるでハンマーで叩いたような衝撃が配管に伝わることから、この名前が付けられたとされています。名前の通り、音というより衝撃に近い現象です。
建物の伸縮音とはまた違う仕組みですが、どちらも「人が動いていないのに音が出る」という点では共通しています。この違いを見分けるためのポイントを次に紹介します。
