1位 こまつな 上がり幅はレタスを抜く303円
1位はこまつなです。10月8日の卸売価格は1キログラム631円で、平年の328円より303円高くなりました。上がり幅は、レタスの289円を14円上回ります。平年比では約1.9倍です。
9月25日更新の資料では、こまつなは817円で、平年比は+125%でした。直近1年でいちばん高い値段です。その後は少し下がって631円ですが、今も平年の2倍近い水準です。
農林水産省の10月の見通しには、こまつなは入っていません。ただ、主な産地は東京・埼玉・茨城・千葉など関東で、気象庁によれば、関東地方南部を中心に9月の雨の量が記録を更新しました。長雨と日照不足の影響を受けたとみられます。味噌汁の青みには、ねぎの青い部分が使えます。
割合で並べると、順位は大きく入れ替わる
こまつなは、割合では全10品目のなかで4番目です。割合だけを見ると、1位とは言えない結果です。割合の順位は、レタス、キャベツ、はくさい、こまつなの順で、こまつなは平年の約9割高い水準です。
それでも金額で1位になったのは、もともとの値段が高いからです。こまつなの平年は328円で、レタスの199円より約130円高くなっています。同じような割合で上がれば、元の値段が高いほうが、金額は大きくなります。
反対に、かぼちゃは割合では6番目なのに金額では10位、ブロッコリーは割合では最も小さいのに金額では7位でした。「何倍」と「何円」では、見える景色が変わります。
ここまでの10品目とは反対に、同じ週に平年を下回った野菜が5種類ありました。
