「日本三大〇〇」と呼ばれる有名な組み合わせ15選

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日本三大急流は最上川・富士川・球磨川

日本三大急流として広く知られているのは、山形県を流れる最上川、山梨・静岡などを流れる富士川、熊本県の球磨川です。三つとも流れの速さや急な地形との関係から、昔から川下りなどと結び付けて語られてきました。球磨川は現在も観光案内などで「日本三大急流」の一つとして紹介されています。

川の「急流さ」は、川全体がどこでも同じように速いという意味ではありません。山地を抜ける区間や、地形の落差が大きい場所では流れが急になります。水面だけを見て分かるものではなく、地形や河床の傾斜が関係しています。そのため三大急流という呼び名も、川の性格をまとめて理解するための表現と考えるとよいでしょう。

川の速さは、上流から河口まで同じではありません。山間部では傾斜が急でも、平野部に出ると流れが緩やかになる場合があります。そのため「急流」という言葉を川全体の性格として使う場合と、特定の区間を指して使う場合を区別すると理解しやすいでしょう。

「三大河川」と「三大急流」は同じではない

ここでよくある勘違いがあります。「日本三大急流」と「日本三大河川」は、同じ三本だと思われがちですが別物です。国立国会図書館のレファレンスでは、三大河川は長さで見ると信濃川、利根川、石狩川、流域面積で見ると利根川、石狩川、信濃川と説明されています。一方、三大急流は最上川、富士川、球磨川です。

この違いは、「三大」の基準が一つではないことをよく示しています。長さ、流域面積、流れの特徴など、測るものが変われば顔ぶれも変わります。ランキング記事のように見えても、実際には別の尺度で並べた三つ組が存在するのです。次は、水辺の風景を彩る松原へ進みます。

最上川は山形県を流れ、日本海へ注ぐ大河です。富士川は甲府盆地から南へ下り、静岡県側で駿河湾に注ぎます。球磨川は熊本県南部を流れ、人吉盆地を通って八代海へ向かいます。三つとも流域の風景が大きく異なり、急流という共通点以外にも見どころがあります。

「何を比べた三大なのか」を言葉で添えるだけでも、かなり整理しやすくなります。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。