第2位 喫煙を続けている
喫煙は全身の健康だけでなく、肌の老化とも関連が報告されています。2021年の皮膚老化に関する研究レビューでは、喫煙とシワなどの変化について複数の研究が検討されました。喫煙する人でシワが目立つ傾向を報告した研究もあります。喫煙年数や本数、体質によっても違います。
タバコに含まれる有害物質や、喫煙によって生じる酸化ストレスなどが、肌を支える組織に影響すると考えられています。ただし、シワの深さだけで喫煙歴を判断できるわけではありません。喫煙しない人にもシワはできますし、肌の状態には個人差があります。それでも、見た目だけでなく全身の健康にも関わる習慣です。
禁煙は意志だけで我慢せず、医療機関の禁煙外来などを利用する方法もあります。禁煙した直後にシワが消えるわけではありませんが、将来の健康を守る行動として意味があります。支援を使って続けることも選択肢です。最後に、日々積み重なりやすい習慣が残っています。
喫煙の影響は顔のシワだけではない
喫煙による肌への影響は、目尻や口元の線だけに限りません。肌の色つやにも影響する可能性があります。ただし、肌の見え方は睡眠、食事、体調、日々の環境にも左右されるため、顔を見ただけで原因を決めつけることはできません。ひとつの見た目から、誰かの生活を断定しないことも大切です。
禁煙を始めても、長年の変化が一気に元へ戻るわけではありません。それでも、やめることは肌だけでなく、心臓や肺などの健康を守るうえでも価値があります。ひとりで続けるのが難しい場合は、医師や薬剤師に相談し、禁煙補助薬などの選択肢を確認できます。支援を利用することも、習慣を変える工夫のひとつです。
ここで残る問いは、外出時だけ気をつければ十分なのか、という点です。窓辺で過ごす日も、曇っている日も、肌は日常の環境にさらされています。最後に取り上げるのは、季節や天気にかかわらず油断しやすい習慣です。
