血縁を確かめる中心はDNA親子鑑定
生物学的な親子関係を確かめる方法として用いられるのが、DNA親子鑑定です。DNAは体をつくる細胞に含まれる情報で、親から子へ受け継がれる特徴があります。鑑定では、確認したい親と子のDNAの型を比べ、親子関係を強く支持するか、親子関係を否定する結果なのかなどを判断します。
多くの検査機関では、専用の綿棒で頬の内側をこすり、口の中の細胞を採取します。血液を採る方法だけではないため、検査方法を事前に聞いておくと安心です。DNA親子鑑定の採取方法を案内する機関でも、口の内側から試料を採る方法が紹介されています。
ただし、結果の読み方や信頼性は、検査機関の手順や試料が誰のものかを確認できるかにも関わります。結果の数字だけでなく、鑑定の方法と報告書の説明も確認することが重要です。調べることを決めたら、申込みから採取までの流れも押さえておきましょう。
申し込みから結果を受け取るまでの流れ
最初に、検査機関へ目的を伝え、親子鑑定に対応しているか、必要な人と試料、料金、結果が出るまでの目安を確認します。一般的には、検査機関から案内された方法で本人ごとの試料を採り、取り違えないように識別して提出します。必要な試料や手順は、依頼内容によって異なることがあります。
鑑定の基本は、確認したい親と子の試料を比べることです。母親の試料が必要かどうかは検査内容によって変わるため、申し込み時に尋ねてください。専用綿棒を使う場合は、説明書どおりに採取し、別の人の試料が混ざらないように扱います。自己流で採取したものを送ってよいとは限りません。
検査を頼む前に、費用に採取キット・送料・報告書作成料が含まれるかも確認しておくと、あとから想定外の出費が生じにくくなります。そして、同じ親子鑑定でも「自分で事実を知りたい場合」と「裁判などに提出する場合」では、求められる手順が違います。
