血液型で分かることには限りがある
血液型は親から受け継ぐ特徴なので、親子の組み合わせを考える手がかりになる場合はあります。しかし、血液型が同じだから親子だと確認できるわけではありません。多くの人が同じ血液型を持つため、合っていることは血縁の証明にならないのです。
一方、聞いていた血液型の組み合わせが合わないように感じても、すぐに結論を出すのは避けましょう。本人や家族の記憶が違っている、過去の検査結果を取り違えているなどの可能性もあります。特殊な血液型など、一般的な知識だけでは説明しにくい事情もあるため、気になる場合は専門家に確認するのが安全です。
つまり、血液型だけで分かるのは限られた範囲です。「矛盾がない」と「親子だと確かめられた」は別と覚えておきましょう。ここから先は、まず確かめたいことを整理する必要があります。
確認したいのは血縁か、法律上の関係か
確認したいことが「生物学的に親子なのか」なのか、「戸籍上の親子関係を変更できるのか」なのかによって、次に取る行動は異なります。前者は血縁についての確認、後者は法律上の扱いについての相談です。片方の答えが、そのままもう片方の答えになるとは限りません。
また、疑うきっかけが、家族から聞いた話なのか、血液型なのか、過去の出来事なのかも整理しておくと役立ちます。確かな記録と、推測や他人から聞いた話を分けておけば、話し合いや専門機関への相談で、どこが分からないのかを説明しやすくなります。
法律上の親子関係には、出生した時期や家族の状況によって手続きや期限が関係する場合があります。戸籍や相続などの問題があるなら、確認を先延ばしにせず相談先を探すことも大切です。では、血縁そのものを確かめる場合、親と子の何を調べるのでしょうか。
